「プンレク四天王」は、ゲーム配信プラットフォームOPENREC.tv(通称:プンレク)で特に存在感を示してきた4名の人気配信者――たいじ/布団ちゃん(まっちゃん)/すもも/おおえのたかゆき(おえちゃん)――を指すネットスラングです。
少なくとも2021年頃にはコミュニティ用語として定着しており、以降も掲示板・まとめサイト・動画クリップなどで広く使われてきました。
本記事では、用語の定義から各メンバーの簡易プロフィール、 “四天王” 呼称が広まった背景、さらには近年指摘される「格差」や移籍・活動場所の変化、代表的な名シーンまでを時系列で整理して解説します。
プンレク四天王とは
定義
OPENREC.tv上で特に人気を博した配信者4名――たいじ/布団ちゃん(まっちゃん)/すもも/おおえのたかゆき(おえちゃん)――をまとめて呼ぶ俗称。
配信者・視聴者界隈(とりわけ“信者衛門”周辺の語彙集など)で整理され、ネットスラングとして定着しました。
由来
OPENREC.tvが“配信者とリスナーが濃密に絡む場”として機能した時期に、上記4名が視聴者数・話題性・企画力で頭ひとつ抜けていたことが最大の理由。
Yahoo!知恵袋などでも「四天王」「四天王の企画」といった言い回しが一般視聴者レベルで共有されていました。
少なくとも2021年12月時点で、用語辞典サイトに明記されているため、呼称自体はこの頃には完全に“定着済み”と言えます。
メンバー概要
次にメンバーについてそれぞれ掘り下げて解説します。
並び順はよく挙げられる順(たいじ/布団ちゃん/すもも/おおえのたかゆき)に合わせています。
たいじ
スプラトゥーン元プロとして知られ、**「どのゲームでも最強格」**とまで言われる実力派ストリーマー。
『ストリートファイター6』でもプロレベルと張り合う腕前を見せ、「5神狩りのたいじ」などの異名も語られています。
布団ちゃん(まっちゃん)
OPENRECで長期にわたり堅調な視聴者数を集め、コミュニティの中心人物の一人として語られることが多い存在。
掲示板や個人ブログでも“布団ちゃんを中心に語る”文脈で四天王が並び立てられることが多く、彼の配信を日常的に追う熱心なファンも多いです。
「ノンデリ」というネットスラングの起源でもあり、詳しくは以下の記事で解説しています。
すもも
ApexなどFPSで高い実力と人気を持つ配信者。
2024年頃からTwitchへの完全移行が話題になり、「プンレク四天王の席が1つ空いた」といったスレッドタイトルが立つなど、呼称のアップデート(誰が“現役四天王”か)を巡る議論が散見されました。
おおえのたかゆき(おえちゃん)
“売れかけてる配信者”などと自虐的に語られることもあるが、古参からの支持とトーク力で安定して話題に上る配信者。
掲示板でも四天王構成員として頻繁に名指しされます。
呼称が広まった背景と時期
以下のような背景により、「プンレク四天王」という呼称が広まったとされています。
- OPENREC.tv(プンレク)という土壌
2010年代後半〜2020年代前半、YouTubeやTwitchに比べ規模は小さいものの“コアな視聴者が集まる場”として機能し、視聴者数1000人超を安定して集める企画や配信が語られる中で、自然とスター的な4名が“並び称され”ました。 - 2021年12月には明文化
“用語辞典”の形で2021年12月7日に記事化されており、そこでは既に「たいじ/布団ちゃん/すもも/おおえのたかゆき」の4名で固定化されています。
近年の動向――移籍・視聴数の“格差”論
近年は以下のような動向が注目されています。
- Twitch移行・マルチプラットフォーム化
近年、各メンバーがTwitch等へ移行・並行配信を進める動きがユーザー間で共有され、「現役の“プンレク四天王”と言えるのか?」というアイデンティティ論争も見られます。 - 「格差が激しすぎる」議論
2025年2月には、掲示板まとめで「現在のプンレク四天王、格差が激しすぎる」といったスレッドが取り上げられ、同一カテゴリ内でも視聴者数・活動量・話題量に差が開いたという指摘が可視化されました。
補足
“四天王”という呼称は“固定メンバーを指す略称”である一方、実際の活動場所・配信本数・企画規模の差が年を追うごとに広がっていったことで、“象徴的な呼び名”としてだけ残りつつある、という見方もできます。
名シーン・代表的な絡み
たいじ×おえちゃん×布団ちゃん×すもも の“鎖ゲーム”等の企画配信の切り抜きは今も人気。
YouTubeやOPENRECのキャプチャ動画で「プンレク四天王」のタグ・タイトルが付与され、“四人の並び”が視聴者の記憶装置として機能しているのがわかります。
派生ワード:「プンレク4害」など
一部の掲示板や切り抜き動画では、四天王を揶揄する形で「プンレク4害」と呼ぶ文脈も見られます。
これは、リスナー間の対立・アンチ的文脈で生まれた呼称であり、概ねネガティブなニュアンスを含みます。
使う場面・相手には注意しましょう。
まとめ
最後にこの記事の内容をまとめて終わります。
- プンレク四天王は、OPENREC.tvで頭角を現したたいじ/布団ちゃん(まっちゃん)/すもも/おおえのたかゆき(おえちゃん)の4名を指すネットスラング。
- 2021年頃には完全に定着しており、その後も切り抜き・掲示板・記事で“象徴的な呼称”として使われ続けている。
- 近年は視聴者数の“格差”論やTwitch移行などの動きから、“現役”の四天王像には揺らぎも。歴史用語として把握しつつ、今の勢力図はプラットフォーム横断で捉えるのが大事。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント