もうすぐSwitch2で遊べる『ポケモンXD 闇の旋風(かぜ) ダーク・ルギア』を解説・レビュー&攻略

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ポケモンXD 攻略|ダークルギア 捕獲|シャドーポケモン リライブ

据え置き機で本編級の物語とダブルバトルが堪能できる唯一無二のタイトルが、Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)のオンラインサービス「Nintendo Classics」 でもうすぐ遊べるようになる。

このブログでは発売当時の魅力をふり返りつつレビューし、リライブ最速ルートやダークルギア捕獲術など実戦的な攻略情報をまとめる。

『ポケモンXD 闇の旋風(かぜ) ダーク・ルギア』とは

ポケモンXDは、2005年8月4日にゲームキューブ向けに発売されたRPGである。

開発はジニアス・ソノリティで、任天堂から販売。

世界累計販売本数は約142万本、日本では約35万本を記録した。 wiki.xn--rckteqa2e.com

前作『ポケモンコロシアム』(2003) のゲームデザインを踏襲しつつ、シャドーポケモンの種類を51体→83体へ増量、心の扉を開放する「リライブホール」を新設するなど、システム面で多くの改良を施しているのが特徴。

なお、前作『ポケモンコロシアム』についても以前ブログでレビュー・考察しているのでこちらも是非チェックしていただきたい。

ストーリーと世界観

まずはストーリーと世界観を解説する。

オーレ地方再訪

舞台は前作と同じ乾いた大地オーレ地方。

西部劇+サイバーパンクを思わせる退廃的ビジュアルは前作同様。

主人公はポケモン研究所に暮らす少年で、シャドーによる所長誘拐事件をきっかけに戦いへ身を投じることになる。

シャドーとXD001

敵組織はかつて壊滅したはずの”シャドー”。

彼らが創りだした究極のシャドーポケモン、XD001=ダークルギアが物語の象徴でありラスボスだ。

シナリオは少年漫画的で分かりやすく、一方で「心を閉ざされたポケモンを救う」というテーマがシリーズらしい深みと余韻を残す。

ゲームシステムの特徴

続いて、ゲームシステムの特徴を紹介する。

スナッチ & リライブ

まずは前作同様の、シャドーポケモンのスナッチ・リライブについて。

スナッチとは敵トレーナーからシャドーポケモンを奪取して味方にするシステムで、この背徳的メカニクスは前作から地続きの魅力である。

シャドーポケモンを浄化して通常の状態に戻すことをリライブと呼ぶ。

今作ではリライブホールというシステムが追加されたことで、タイプ相性とテンポを最適化して浄化効率を高めることができるようになった。

ポケスポットで野生ポケモン捕獲

今作では3か所の餌場に「ポケまんま」を置き、フィールドを離れて戻るとランダムで野生ポケモンが出現する。

前作には野生ポケモンが出現しなかったが、今作ではポケスポットという形で野生ポケモンを捕まえるシステムが実装された。

なお、先行登場のウソハチゴンベはここでしか会えないポケモンで、当時は貴重な機会だった。

バトルディスク/DEビンゴ

条件付きパズル戦やビンゴ形式のミニゲームによって技マシンやポイントを稼ぐことができる。

短時間でリライブゲージを削るのにも便利なシステムだ。

GBA連動

ケーブル通信により、クリア後にGBA版『ルビー/サファイア/エメラルド/FRLG』へポケモンを送ることができる。

ダークルギアを本編へ転送できるのは現在まででも本作だけなので、未だにマニアには必須のソフトとなっているのである。

攻略ガイド

さて、ここからは攻略ガイドを記載する。

序盤:研究所〜アゲトビレッジ

レベル主なスナッチメモ
10〜・ヒメグマ
・デルビル
ヒメグマはリライブ後に「おんがえし」を習得。デルビルのタイプ一致「ひのこ」は序盤の有用技。

まず、ゲーム開始後は初期ポケモンであるイーブイの性格を確認しておきたい。

特攻or素早さアップの「ひかえめ」か「おくびょう」がおすすめ。

序盤にスナッチできるポケモンの中では上の表に記載したヒメグマ、デルビルあたりがおすすめ。

逆にメリープ、ヤジロン、ゴクリン等は少々使いにくい印象。

中盤以降:ポケスポット活用/ダークルギア捕獲メモ

ポケスポット活用:ゴンベに会うと「ポケまんま」を10個貰えて、ウソハチに会うとバトルDEビンゴ用のビンゴシートが貰える。

ダークルギア戦:推奨レベルは45〜50程度。

①事前にボール大量購入→②HP赤+まひ状態→③ボール連投で捕まえる。

ダークルギアは倒してもエンディング後に復活する仕様なので、間違って倒しても焦らなくてOK。

リライブ不能状態で加入するため、クリア後にリライブホールで浄化しよう。

クリア後やり込み

主なやり込み要素はバトル山100連勝、全シャドーポケモンのリライブである。

バトル山100連勝:エーフィ(ふういん/めいそう/サイコキネシス/あくび)とサンダース(10まんボルト/めざ氷)の並びなど、長期戦にも対応可能な技構成や、技タイプの相性補完が重要。

シャドーポケモン83体完全浄化サークル9個フル稼働+テンポ維持で時間短縮。

評価とレビュー

発売当時の各種メディアでの評価を、以下に記載する。

メディアスコア評価ポイント
Metacritic(メタスコア)73/1003D演出とダブルバトルを高評価、ボリューム不足が減点
国内ユーザー★★★★☆リライブ改良で遊びやすい/ポケスポットが簡素

売上は世界142万本でゲームキューブ後期タイトルとして堅調な数字だった。wiki.xn--rckteqa2e.com

据え置き機でポケモンをフル3D育成・交換できる体験は、携帯機中心の当時として破格であったのでユーザーにとっては貴重な体験だった。

まとめ・今後の展望

あらためて『ポケモンXD』についてまとめると、以下の点が優れていた。

  1. 据え置き機で本編ライクなRPGを楽しめる希少作
  2. シャドーポケモン救出+全編ダブルバトル という濃い戦略性
  3. リライブホールやポケスポットなどの改良で前作の不満点を解消

そして、もうすぐNintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)で配信開始されるので、現行機で再評価される土壌が整った。

リマスターではなく“当時そのまま”の移植ではあるが、オンライン対戦や連動機能の拡張には少し期待もしている。

ポケモン本編にはないダークな世界観を味わいたい人は、Nintendo Classics での再登場を機に、本作を是非プレイしてみてほしい。

また本ブログの攻略ガイドも活用し、ダークルギアの真の姿をぜひあなたの手で解放してほしい。

以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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